私の自宅には比較的広い庭があります。周囲は住宅地が広がっており自然が少ないため、日常生活で少しでも自然を感じて癒しを得ようと、様々な工夫を行なっています。現在の家に住み始めて間もなく、ケヤキの苗木と桃の苗木をホームセンターで購入して育て始めました。30年ほど経った現在ではいずれも人の背丈を大きく超えるほどの高さになり、豊富な緑によって癒しを与えてくれますし、桃は毎年数十個以上の果実をつけてくれるので、家族で美味しくいただいています。

その他にもトマトやキュウリなど季節ごとに野菜の苗木を植えて育てています。そのためか、朝方にスズメやメジロなど色々な鳥がやってきて実をついばむ姿が見られ、ゆったりした時間を感じることができます。木を剪定したり雑草を抜いたりする必要があり庭の管理は大変ですが、実った野菜や果実を見たり鳥のさえずりを聞いたりすると、そういった大変さが報われる気がします。

また、庭の一部には石畳を敷いています。春や秋の休日にはそこに椅子を持ってきて座り、コーヒーを飲み自然を感じながらゆったりした時間を過ごします。家族や親せきでバーベキューをすることもあります。私にとって自宅の庭は自然の一部であると同時に、重要な生活空間であるといえます。これからも自然の恵みを感じながら、楽しく庭を活用していきたいと思います。