車を雨風から守れるガレージは、様々なエクステリアの中でも特にあった方がよいもののひとつです。倉敷市の霊園で有名な我が家の場合は住み始めた後に建てたもので、親類の大工さんに頼んで作ってもらいました。車二台がギリギリ入るスペースが建物の横にあったため、敷地を最大限活用して大きめに作ってもらいました。ガレージを検討する場合は高さや幅が重要で、特に車を入れた状態でドアが開けられるかどうかまで計算して設計することが重要になってきます。我が家の場合は、敷地いっぱいに建ててもドアの開け閉めに少々苦労する状態ではありましたが、機能を果たしてくれる範囲と判断して建ててもらいました。

シャッターがないガレージでしたが、屋外に車を止めていた時の様に雨で車が汚れることがなくなり、満足しています。そしてこのガレージは車を止めるのみならず、様々な用途を果たしてくれています。車は1台のみ止めていたため、スペースに余裕がある点がポイントでした。自転車やバイクも置けましたし、竿を渡して洗濯干しのスペースとしても活用できました。天気が怪しくなってきたら、ガレージに移すという使い方ができ、雨に当たることなく風で乾かすことが可能になりました。またガレージの壁に棚を作って、外回りで使う用具を置く場所も確保できました。さらに母は、大量にもらった玉ねぎを竿につるして保管したり、風通しの良い場所にジャガイモなどを箱に入れて、環境のよい保管場所としても利用していたのです。

カーポートとは違い、ガレージは雨風の影響をしっかりシャットダウンできます。窓を設置したり、我が家の様に開口部がオープンであれば、風通しも良好です。広さに余裕があれば様々な使い方ができますから、ガレージを作る時は幅や奥行きに余裕を持たせることをおすすめします。自転車やバイク専用の保管庫、物置などもその準備には費用が掛かります。ガレージがそれらの用途を果たしてくれることもありますから、使い途まで想定して計画してみてはいかがでしょうか。