私が自宅を建て替えた際、自分の思いを込めて念願の車庫を建てました。その時の体験談をお話します。私は車が好きで、ヴィンテージ・カーをいつかは買いたいと思ってました。欲しかった車はイギリス製のロータス・セブン。1960年代に販売されていた車で、オープンホイール・オープントップ型の公道を走れるレーシングカーです。オープントップですので車には屋根がありません。そのため、屋根なしの駐車場はNG、防犯上の観点から、開閉式のシャッターのある車庫に停めておく必要がありました。

そのため、屋根付きの車庫を持てるようになったら、買おうと考えてました。そのような時、自宅の建て替え時期にも差し掛かってましたので、一緒に車庫を建てました。その際、こだわったポイントは3点あります。まず、1点目は、土間はコンクリートで舗装、頑丈に作った。車の出し入れをするにあたり、土間には負荷が掛かりますので、長年使ってくると、経年劣化でひび割れやへこみが出てきます。そこで、コンクリート舗装をする際、ワイヤーメッシュを設置して、ひび割れ防止対策をしました。2点目は、作業用の机とイスを置きました。車をメンテナンスする際、すべてを土間の上で、直に作業では辛いものがあります。

そのためにも、作業台が欲しいと思ってました。そこで、イスを置くことにより、座りながら作業が出来たり、休憩用としても利用が出来ます。3点目は、明かり取り用の小窓を付けました。これは車庫のシャッターを閉めてしまうと真っ暗になってしまい、出入りする際、不便になります。また、車庫内で作業をしていると、時間の感覚が無くなります。しかし、外の明るさが目に入るようにしておけば、日中の時間帯がおおよそ分かるものです。お陰様で念願の車庫が完成し、満足しております。最後に、この自慢の車庫ですが、大事な愛車を閉まっておくだけでなく、他にも利用方法がありました。それは、嫁と喧嘩した時です。居住空間として悪くは無いため、嫁からの攻撃を避けるため、私の隠れ家としても活用してます。